また落ち着かない

そんなに忙しかったというわけでもないのだが、あまり精神的に余裕がなく、どうしても一週間ほど文章を書く気になれなかった。それほど対して自分が置かれている状況が1ヶ月前と変わったわけではないのだが、向こう半年くらいのシナリオが複数存在している状況だと、どうしても落ち着かない。

 

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この間声をかけられた会社についての話。リクルーターの人が現場の人との面談をセッティングしてくれたので、40分ほど先方オフィスでその従業員の人と話す。オフィスの雰囲気は懐かしい…の一言だった。外資系のIT企業というのはだいたいどこも雰囲気が似ていて、まあ一言で言ってしまうと洒落ている。社内の雰囲気などについての話も当然聞いたのだが、おそらくは僕が前に働いていた環境にとても近いのではないかという印象だった。話してくれた人はとてもフレンドリーだった。業界が違うといる人もずいぶん違う。

 

で、いろいろ迷いはあるのだが、せっかくのチャンスなので正式に面接を受けることにした。僕だって転職なんてまったく好きではないし、できればしたくないのだが、世界に数社しかない「働きたい会社」がピンポイントで声をかけてくれたのだから、挑戦してみるかという思いはやはりある。リクルーターの人曰く、「一時面接はケース面接です」とのこと。おお、懐かしい…。昔コンサルを受けたときに練習したっけなあ。というわけで、35にして、久しぶりに参考書を引っ張り出し、「東京にはラーメン屋がいくつあるか」とか、「日本のクリーニング屋の市場規模はどれくらいか」とか、就活学生チックな問題の練習をしている。さてどうなることやら。

 

☆☆☆

 

なにかの寓意のような夢を立て続けに見る。一つ目は、浴室のバスタブで巨大な金魚が死んでいるのを発見する夢。これはかなり怖かった。起床後、念のため飼っている金魚たちの状態を確認したが、特に問題はなさそうで、いつもどおり僕にエサをねだってきた。らんちゅうのチビは相変わらず一匹だけのんきに水槽の底のほうでぼーっとしていた。

 

もうひとつは、知らない女性と浮気する夢。布団の中で僕はその女性の胸をまさぐっていた。これは自分自身かなり驚いた。ここ最近、女の人に対する強い性的欲求を自分自身感じたことがなかったからである。

 

大人になってからあまり夢を見なくなったので、これだけリアルな夢が続くと、なにかの予兆なのかと思ってしまう。別に何の脈絡もない話なのだが。

 

☆☆☆

 

僕の家族は僕以外が全員女性ということもあり、家族で休日を過ごすとどうしても女の子的な過ごし方が中心になる。百貨店やら量販店やらに行くときなんかが典型的で、僕は買うものを買ったらさっさと帰って自分のことをしたいのだが、彼女たちはいつまで経っても飽きもせずに、所狭しと並んだ商品を眺めている。IKEAなんかに行くと、買い物にかかる時間が本当に10倍くらい違って笑ってしまう。たぶん脳のつくりが根本的に違うのだろう。

 

ひとつ上記に関していいところを挙げるとすれば、「著名どころの買い物スポットの座れる場所・休憩できる場所に詳しくなれる」ということくらいである。もう出かけるときは、待っているときに読む本を事前に決めておいたほうがいいのかもしれない。

 

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寒くなってきた。明日は雪だそうである。それにしても、なぜアメリカがThanksgivingのときに、この国ではクリスマスソングを流しているのだろうか。11月なんだから七五三ネタか何かをもっと盛り上げればいいと思うのだが。