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保険会社のバカヤロウ

昨年加入した貯蓄型保険(いわゆる養老保険)の積み立て額を確認したところ、予想よりも10万円程度少ないことに気づく。某フランス系保険会社の、ユニット・リンクという商品である。あわてて契約書その他をチェックし、Googleで同商品について書かれた情報を読んで、エクセルでシミュレーションを行ったところ、毎月貯蓄に回している5万円のうち、30%程度が掛け捨ての死亡保険になっていることが判明。マジかよ、と深夜にやり場のない憤りを抱えながら落ち込む。考えてみれば、無料で受けられるFPのコンサルティングなんてうまい話はないに決まっているのだ。大手の会社が多額のセールス・コミッションを払っているからそんなことが可能なのだ。10年近くもファイナンスの仕事をしているのに、なんでそんなことに気づかなかったのだろう。アホである。しかもさらに悪いことに、契約から10年以内の解約には多額のペナルティが課せられており、今解約したら50万円ほどがほとんどパアになる。50万円って、おい、IWCの時計が買えるぜ。

 

2時間ほどいろいろ検討したところで、それでもこの契約は破棄したほうがよいと判断する。理由は以下の2点。

 

①ペナルティのなくなる10年後に解約をすると、その際の元本割れの額が50万円を上回る可能性がある

②毎月1.5万円の掛け捨て保険料が残り9年間かかる(つまり複利なしでも162万円のキャッシュアウトが見込まれる)

 

まあ、確定拠出年金の控除で、来年は例年より所得税・住民税を8万円ほど節約できるだろうから、だいたい6年経てば損金分を埋めることができる。それにしても投信の年間保有コストが0.3%を切っているというのに、この保険会社は似たような商品で30%のマージンをとっているのだ。100倍だぜ。ほとんど詐欺である。死亡保険だって、2,000万円ほどの保証だったら、ネット保険だと30代で月々3,000円くらいがが相場である。

 

というわけで、天気が悪かったこともあいまって、実に気分の悪い日曜日であった。

 

そういえば、ここの保険会社に勤めていた旧い友人が、「保険なんて買うもんじゃない。会社がマージン取りすぎ」と前に言っていた。まさかそれを身をもって知るときが来るとは…。

 

☆☆☆

 

イライラが頂点に達したので、霧雨の中30分ほど外を走り、ちょっと手の込んだ料理を作る。趣味というものがなくなってしまって久しいのだが、それをしていると心が安らぐという意味では、料理は数少ない僕の趣味と呼べるかもしれない。どうでもいい話だけれど。