学級委員

多忙である。あまり忙しいという言葉は好きではないので、なるべく使わないようにしているのだが、今週は本当に忙しかった。会社での業務量はこれまでとさほど変わらないのだが、学校からの課題が毎日容赦なく出されているので、毎日2~3時まで勉強という状態が続いている。だいたいの感覚としては、日本の文系の学部教育だったら、一週間でやってこいというような内容を、一日で、しかも毎日やれと言われているのに近い。しかもフルタイムの仕事と、英語というハンデを抱えて、である。プレリーディングの量なんかも、おいこれマジかよ、というような量が平気で与えられる。ネイティブ組からも「死にそう」というようなメッセージが毎日のように届くので、典型的ノン・ネイティブの僕にとっていかにハードかというのは、推して知るべしである。

 

しかしながら、こうやって欧米流の高等教育に初めて本格的に触れてみると、改めて日本と海外とでは大学教育の厳しさがまったく異なるのだなあと感じざるを得ない。学部のときなんかも、外国語を読みこなすのにそれなりに苦労した記憶はあるけれど、今現在のことを考えると、ずいぶんお気楽な話だったなあと思ってしまう。まあ自分で選んだ道だし、それなりに楽しいことは楽しいのだが、睡眠時間が思うように取れないのは困ったものである。

 

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上記に加えて、なんと今年度入学生(コホート)の学級委員になってしまった。とはいっても、別に僕が優秀なわけでもなんでもなくて、なんとなく「あいつ変でおもしれーから、とりあえずあいつにしとこうぜ」といったような感じで、なし崩し的に決まったものである。とはいいつつも、これだけの多国籍の人々が集まる中でリーダーシップを取るチャンスなどそうそうあるものではないので、それなりにきちんと務めたいなあとは思っている。一発芸のネタをたくさん用意する必要があるかもしれない。シンガポールで「みかんのうた」とか全力で歌ったらさすがに顰蹙を買うだろうが…ちょっと試してみたい。

 

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久しぶりの投稿なので、本当はもっといろいろ書きたいのだが、勉強ばかりしていてネタがないのか、これ以上文があまり浮かんでこない。そういう意味では、MBAというのは一種の「精神と時の部屋」みたいなものなのかもな、と思う。そういえばMBAを超聖水だと言った人もいたな…。とにかく冬休みまであと3週間なんとか乗り切って、年末年始は少しゆっくりと過ごしたいところである。