落ち着かぬ

まだバタバタが続いている。というか、幼児と乳児を2人で世話しているという状況から言って、落ち着くはずがないのである。というわけで、この土日はほとんどひたすら家事と子どもの世話をして過ごした。会社でヒイヒイ仕事をして、なけなしの給料で住宅ローンを払い、週末はほぼ子どもの世話に費やされる――まあ古典的な30代ライフなんだろうけれど、日本のお偉いさんはこういう人生を典型というか、理想として想定しているのだろうか。正直言って、あまり楽なものでもないので(というか、マジメにやればやるほどキツい)、こういう人生はあまり万人に勧められるものでもないと思う。まあ子育てという経験は、人が大人になる上で非常に意味が大きいとは思うけれど。

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仕事の話。新会社の設立が終わった。世界中でプレスリリースも出た大きな合併ということで、新米マネージャとしてこの仕事に関わることができたのはなかなか得難い経験だった。ちょっとマジメな話だけど、今回強烈に感じたのは、税務方面の知識のなさ。まあこれは管理会計をメインでやってきたから仕方ないことだと思うけれど、ファイナンスの世界でずっと仕事をしていくのであれば、しっかりと勉強しておかなければいけないなあと実感。当たり前といえば当たり前のことなのだが、経験がないと当たり前のことはわからないという好例と言えるかもしれない。

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あまりにバタバタしているので、文化資本を積極的に求める気にもなれないのだが、ラヒリの新しいエッセイの日本語訳が出たので、これは読みたいなあと思う。ちらっと見たら今回は小川訳じゃないみたいだけれど、出来はどうなのかしらん。こういうときに、楽な邦訳で読むか、がんばって原書で読むかというのはなかなか難しいところである。まあだいたい前者でいいか、ということになってしまうのではあるけれど。

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お宮参りの写真を撮ったら、自分の顔から受ける印象が少し前とずいぶん違っていて驚いた。なんというか、我ながら大人の顔になったなという気がした。人が見たら老けたというだけかもしれない。そのあたりの判断は人様に委ねるしかないのだが、スーツの着こなしは、例えば5年前に比べたらずいぶん上達したと思う。

そういえばもう10月か。仕事面・家庭面との両方で、Q4のプランニングをしなくては(家庭も仕事みたいなものである)。娘が小学校に上がるので、この3か月はその準備がけっこう大変そうである。あとは英語か。1月の英検一級、上位20%以内で合格したい。単なる自己満だが、まあ誰にも迷惑はかけていないので拘禁やら軟禁やらをされる心配はないだろう。

もう寝る。