僕が泣く

やたらと疲れている。3日間連続で15時間以上働いているので、当然といえば当然である。そんなときに雑文とはいえブログを書きたくなるのだから、人間とは不思議なものだ。心身ともに疲れているからこそ、人は自分の思いのようなものをどこかに書き留めておきたいと思うのものなのだろうか。

 

昨日夜の街を走っていたら(ジョギングしていたら)、よくわからないけれど涙が止まらなくなった。少し亡くなった友人のことを思いだしていたからからもしれないし、日々のプレッシャーから来るものだったのかもしれない。ただそのとき僕が思ったのは、「ああ、僕はずっと泣きたかったのだ」ということだ。大人になると一般的に涙もろくなる一方で、泣ける場所というのは極めて限られてくる。というか、ない。僕の生活の大部分を占めるのは会社と家だが、どちらも極めて規範的に機能している空間であって、そこからの逸脱を示す涙は不穏なものとして忌み嫌われるゆえ、避けなければならないものだからである。で、まあとにかく泣いた。まあいろいろ生きれば生きるだけ溜まるものがあるということなのだろう。

 

明日は新宿でゴリゴリと予算協議の後、夜にテレカン2本。サタデーナイトが恋しいぜ。ビル・エヴァンズを聴きながら、ゆっくりエスプレッソが飲みたい。