推薦状

家族が寝室に行ったのが21時ごろだったので、今夜はもう少し時間があると思ったのだけれど、結局一枚の推薦状(MBA受験の)を書くだけで3時間近くかかってしまった。英語という点で骨が折れるという点もあったのだけれど、それ以上に問題だったのは、僕が推薦しようとしているその女の子のことをあまりよく知らないということだった。もちろん、仕事ではよく関わるし、よくできる子だなとは思っていたけれど、個人的な側面に関して持っている情報が少なすぎるので、自分で書いている言葉の一つ一つに血肉のようなものが乗ってこないのだ。まあなんとかまとめたけれど、正直プロが見たら金太郎飴的なものにしか見えないだろうと思う。どうなることやら。

 

☆☆☆

 

最近よく仕事で思うのだけれど、本当に話がうまく通じないことが多い。前は自分の英語がヘタだからだと思っていたのだけれど、最近では日本語のほうが通じないことが多いくらいなので、少なくとも言語の問題ではなさそうである。よくあるのは、僕が会議なんかで必死で説明をする→社長やら役員やらがはてな?という顔をする→上司がとても簡単な追加説明をする→社長以下一同納得する、というようなパターンである。正直こういうのが続くと、けっこうなストレスである。ちょっとその「通じない原因」を要素分解してみよう。大きく分けて発話コミュニケーションを構成する要素は次の二点だ(と思う)。

 

①使用される語彙・文の適切さ

②適切な話し方・スピード

 

これらについては、正直どちらも問題がある。まず①の点で、業界特有の言葉遣いができていない可能性が高い上、②の点では、僕は混乱してくるとどんどん話すスピードが速くなってしまうという悪いクセがある。まあどちらも訓練可能なものだとは思うので、時間をかけて修整していくしかないのだろう。ただ、それ以上に、経験やら信頼度でしか説明できない別の要素があるような気がするのだが、正直それが何なのかは僕もわからない。こういう疑問から人はビジネス書を手に取るのではないかと思う。

 

☆☆☆

 

次女の保育園が決まったのは先週の朗報だった。上の子と同じ保育園。新生活の始まりは近いーーまあ僕の生活はあまり変わらないのだけれど。

 

☆☆☆

 

雨の音が気持ちいい夜だ。暖かいココアを飲みながら雨の音を聴いて、こうした他愛のない文を書いていると、そう人生も捨てたもんじゃないなという気がする。明日は晴れるとのことだけれど、花粉飛散量が急上昇ということなので、若干心配である。悲惨な一日にならないとよいのだが。