灼熱

スクーリングの話。秋にアプライしたいということで、とりあえず学校にメールをして電話でのセッションを設定してもらう。約束の時間にスイスに電話すると、担当の女性が出る。いくつかこちらからの質問に答えてもらうことだけを考えていたので、15分くらいで終わるかなと思っていたのだが、プログラムの紹介から始まって、かなり根掘り葉掘りこちらのことも訊かれたので、結局一時間くらいかかってしまった。ひとつ心配だったのが、「2017入学のスケジュールとフォーマットはまだきちんと決まっていない」と言っていたこと。「でもまあ、たぶん今仮で決まっているスケジュールからほぼズレないと思うから、夏の間にエッセイと推薦状の準備をしておいてね」とのこと。なんだそりゃ、けっこうテキトーだなあ。まあでも僕はマジメなので、言われたとおりにきちんと準備するつもりではある。9月には北京でセッションがあるみたいなので、もしかしたら直接見学に行くかもしれない。

 

☆☆☆

 

家族に3時間のフリータイムをもらったので、有楽町まで買い物に行く。ショートパンツに合うサンダルを買おうと思ったのだが、駅前の某デパートにはサンダルそのものがほとんど置いていなかった。7月頭のデパートにサンダルがないというのは、2月の房総半島にいちごがなかったとき以来の衝撃である。目的のものがないうえ、人がゴミのようにうじゃうじゃといるので、だんだん機嫌が悪くなってくる。おまけに暑い。仕方ないので、とりあえず近くのタリーズに入って、水出しアイスコーヒーをちびちびと飲んでそのまま帰ってきた。戦利品はなし。Everything happens to me.

 

☆☆☆

 

何人かのひとに「Lineやってないんですか?」と訊かれた――けっこう前から言われていた――ので、デスクトップで登録してみる。手順を見たところ、Facebookの登録が必要ということなので、1年ぶりにアカウントを作る。で、例によって知り合い何人かと、禍根の(たぶん)残っている女の人のページを覗き見て(見るなよ)、強烈に後悔する。心拍数が上がって心臓がバクバクした。まったく進歩していない。で、まあLineの登録を終えたのだが、デスクトップで見ても正直あまり意味があるとは思えなかった。アカウントを残したままというのも気持ち悪いので、Facebookのアカウントは結局2時間くらいで消してしまった。たぶんLineもしばらく使うことはないと思う。

 

☆☆☆

 

「何にも考えないでご飯食べて、何にも考えないで学校行って、何にも考えないでお習字やって、何にも考えないでバレエ行って、何にも考えないでピアノ弾いて、何にも考えないでお風呂入って、わたしってなんなんだろう?」――娘がひとりごちる。存在の問い、ハイデガー的な問題系である。ヤバい、小学一年生にして、確実にこちら側に近づいてきてしまっている。親としてこういうときにどう対応すればいいのか、正直さっぱりわからない。「まずは『存在と時間』を読むといいよ」とか言うのは、間違いなく無責任である。うむむむ、よくわからん。

 

☆☆☆

 

これから英語と中国語の勉強。暑くて若干バテ気味なので早めに寝るつもり。