夏がはじまるよ

本格的に暑くなってきた。同時に予算関連の業務も始まり、年一番の繁忙期に入ろうとしている。そんなときでも家庭内労働の量は減るわけもなく、結局優先順位の低い事項をバッサバッサと切り捨てることでなんとか日常が回っている。そんな風に、慌しい夏が今年もまた始まろうとしている。

 

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結局旅行先はグアムということになった。当地を訪れるのは会計士試験のとき依頼で、実に8年ぶりということになる。いろいろ悲喜こもごもの思い出がある場所だけに、今回家族を連れて行くことができるというのはなんだかうれしい。その頃よりは多少運転技術も英語能力も向上したので、今回は島の南側をゆっくりとドライブしてみたいと思う。

 

ちなみに、行く前にかの島の歴史を知っておこうと、youtubeでいくつか関連動画を見てみたところ、現地の人が非常に多く”self-determination”という言葉を使っていたのが印象的だった。スペイン、日本、アメリカと支配者がコロコロと変わるという数奇な歴史をたどった土地であるだけに、アイデンティティというものに対する問題意識が必然的に強くなったのだろう。僕ももちろん、自己の像のゆらぎのようなものに悩んだ時期はあったし、歴史的な重層性の踏まえた上で自己のアイデンティティについて思いを巡らせたこともあったけれど、いわゆる企業で賃金をもらえるようになり、家族を持ってそこそこの暮らしをするようになると、正直そういうことにはあまり興味が持てなくなってしまう。必要以上に自己というものに対して違和感を覚える必要がなくなってしまうからだと思う(自己に対する不満は常にあるけれど)。まあ悪く言ってしまえば、これはただの知的堕落なのかもしれない。

 

ともあれ、久しぶりのリゾート地訪問なので、少しゆっくりと楽しめればいいなあと思う。

 

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長女が算数で若干つまづき気味ということで、これから土日に一時間ずつ、文字どおりの「家庭教師」をすることになった。人にモノを教えるのは学生時代に塾講師をしていたとき以来なので、かれこれ15年ぶりくらいになる。しかしながら、今回久しぶりに娘とそういう時間を持って、僕は人に何かを教えるということにあまりおそらく興味がないし、だからあまりそういうことが上手ではないのだなあとつくづく思った。本当に教師にならなくてよかったなあと思う。そんなことを職業にしていたら、人生を通して不幸の拡大再生産をするだけになってしまっていただろう。とはいえ、週末のカフェで娘と向かい合って筆算の練習をするというのは、なかなか悪くない心持ちである。きっと将来いい思い出になるのだろう、たぶん。

 

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なんだかとりとめのない記事で申し訳ないのだが(いつもだけれど)、ちょっとバタバタしているので今日はこれくらいにしておく。今日はこれからVBAの復習と統計の勉強。外国語もそうだけれど、コンピュータ言語もちょっと使わなくなるとすぐ忘れてしまう。がんばれシナプス