蟄居生活

前に書いてからもう一か月以上も経つのか。その間に僕が住む世界はまったく――というのは少し言い過ぎかもしれないけれど――変わってしまった。会社に一日15時間くらい拘束される毎日だったのに、今やほぼ自宅軟禁状態である。とは言ったものの仕事量が減るわけではないので、続くとなるとこれはなかなかしんどい状況である。

 

相変わらず仕事ばっかりしている上に、株が派手に暴落しているので、腕まくりをして買いまくり状態になっており、我ながらもう完全なエコノミック・アニマル状態である。欧州では毎日多くの死者が出ているのに、こちらは不謹慎に株を漁っているというのはあまり褒められたものではないが、まあ世の中そんなものかもしれない。”A day in the life”みたいな話だ。

 

日曜日だというのに仕事ばかりして、ほとほと疲れてしまったので、今日はこのあたりで筆を置く。今週でピークも過ぎると思うので、来週はスキーか温泉(または両方)でも行こうと思う。

 

なんの脈絡もないが、久しぶりに聴いて、「いや、やっぱり反則だわ」と改めて思ったので貼っておく。クラプトン、2001年の”Wonderful Tonight“。4分くらいから始まるデヴィッド・サンシャスのソロを聴いていると、恋の喜びと痛みがまぜこぜになったようなものが溢れんばかりに伝わってきて、胸がいっぱいになってしまう。ただの現実逃避なのかもしれないけれど。

 


Eric Clapton Feat. David Sancious - Wonderful Tonight - Los Angeles 2001