ささみとむね肉の日々

もう日曜の夜になってしまった。特にここ2週間で人生の方向性を変えてくれるような出来事があったわけではないのだが、一応ここは僕の人生のログのためのスペースではあるので、いつものように身の回りのことを淡々と記録していく。

 

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約1か月かけて読了したルソー研究書の感想めいたものをAmazonレビューに登録したところ、著者がtwitterで「(レビューに)感動した」と投稿していた。元々、「もしかしたら反応があるかもなあ」と思ってはいたのだが、予想以上に反応がよく驚いてしまった。本人もまさかかなりマニアックな部類に属する研究書を、一介の会社員が精読しているなどとは思ってもいなかったのだろう。しかしながら、こちらからは向こうのつぶやきが見えるのに、向こうからは匿名のレビューしか見えないというのは、現代ゆえのパノプティコン的状況であり、奇妙なものを感じずにはいられないものがある。考えようによっては、これも一種のストーカー行為と呼べなくもない。

 

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来年のプランニングが佳境に入ってきた。この会社、というか僕が属するチームの特徴ではあるのだが、年間計画作成という稲刈りのような恒例行事にもかかわらず、11月以降のマイルストーンが断片的にしか見えておらず、どんな落とし穴や朝令暮改があるのかさっぱりわからない。3年をこの組織で過ごすうちに、そうした曖昧さや無茶ぶりに慣れてしまった部分もあるのだが、昨年のようなほぼ徹夜でのドキュメント書きはいろいろな意味で遠慮したいところである。特にオチのない話ではあるのだが。

 

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なぜかまたダイエット熱が復活してきている。これは40歳の誕生日までにもう少しきれいに腹筋を割っておきたいという、個人的な目標のためである。これまではどちらかというと糖質カット型のアプローチをいろいろ行ってきたのだが、今回は脂質を抑えるという手法を試している。どちらも一長一短なのだが、通常のオフィス勤務だとおそらく後者のほうが難易度は高く、それだけに自宅勤務のメリットが活かしやすい部分ではある。普通に3食食べるだけで(特に外食の場合)、どうしても脂質50gくらいは摂取してしまうものだからだ。というわけで、僕の最近の食事はかなり鶏むね肉とささみに偏っており、おかげで体脂肪よりも早くエンゲル係数がめざましく低下している。ともあれ、個人的な楽しみがトレーニングメニューの開発とプロテイン選びというのは、なんというか根暗もいいところだなと思ってしまう。別に誰かに迷惑をかけているわけではないのだが。

 

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結局今週もほとんど独り言で終わってしまった。今週から一気に寒くなりそうだ。濃いめにコーヒーを淹れてブラームスを聴こう。