癒しとしてのKID A

年が始まって早一か月ということで、早くも忙殺モードに入っている。そんな中で家庭内ではインフルが猛威をふるっており、なんともカオス感にあふれた月曜日であった。本当はもっと書きたいことがあるのだが、なんといっても25:30なのでもう寝なければいけない。こんななかでボチボチとフランス語のレッスンを続けている自分はなかなか健気だなあとか思うのだが、残念ながら脳のリソースは十分に投下できていないようで、今日は"Bon Week"とか初心者でもしないような間違いを堂々としてしまう有様であった。おそらくもっとリラックスが必要なのだろう。

 

深夜の業務中、今日はずっと"KID A"を聴いていた。たぶん前に聴いたのは10年以上前になる。なぜだかあの無機質さに妙に癒されてしまった。「ああ、いいなあ、、」と。おそらくこれは、何か極限的なものを見てしまった人間のための音楽なのだろうと直感的に思った。20代の頃はそんなことを思いもしなかったのに、不思議なものだ。記号化された消費とか、人間の凡庸さとか、曲がりなりにもそういうものを自分なりに人生の中で反芻してきたことで、そういう感性が涵養されたのかもしれない。

 

まあいい、いずれにせよ明日も歯車としての一日が待っている。もう眠りにつかなくては。