全国放送

例によって疲れている。だいたい子育て世代は月月火水木金金になるのが宿命なのだが、それに加えて、今年は絶え間なく学校の課題が入ってくるので、本当に気の休まる暇がない。今日も2時くらいまでレポートを書く予定である。本当は3月くらいから就職活動を本格的に始めようと思っていたのだけれど、今の状態の自分にもっと精力的になれというのはさすがにちょっと酷なのではないかと思う。

 

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僕を含めた家族がとあるテレビの番組に出演した。僕が出たのはほんの10~20秒くらいの間だったけれど、妻と子どもを合わせるとおそらく5分以上の尺をもらっていたので、全国放送ということを考えると、これはなかなかちょっとしたものである。興味深かったのはそれに対する周りの反応で、ごく身近な人たちは概ねポジティヴな反応をしてくれたのだが(特に僕の妻に対して)、Twitterなんかで感想を見てみたところ、批判的な意見の方が目立った(僕も批判されていた。正確には、映像化された僕の一部が、ということだが)。個人的にも、編集方針には若干の疑問があり、イデオロギーめいたものを感じなくもなかったので、この点については稿を改めてもう一度ゆっくり論じてみたい。

 

ちなみに、僕はこの番組に、今行っている学校のスウェットを着て出演した。多少のプロモーション効果を狙ったのだが、効果のほどは不明である。

 

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1学期(とでも言えばいいのだろうか)の学校の成績が返ってきた。ここまでの累計GDPは3.55で、まあ平均よりはやや良しという程度である。学校のランキングと英語力のハンデを考えると、なかなか検討しているのではないかと思う。早いもので、もう全プログラムの30%くらいが終わりつつある。目の前の課題をこなすだけで精一杯という毎日ではあるけれど、少しでもこの喧騒を楽しんでいきたいものである。

 

一方で、現時点での率直な実感として、やはりMBAはまったくアカデミックなものではない。例えば、僕が哲学の分野でやっていたような、”public”という言葉の用法を200年分遡って、その射程を検証する――なんてことは絶対に求められないし、そんな時間もない。あくまで、MBAは仕事に必要なフレームワークをおおまかに知るためのものであり、その意味で結局Cash drivenなのである。この点についてもいろいろ思うところはあるが、詳細を論じるのはもっと後までとっておこうと思う。

 

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とりあえず、3月末の一週間は授業が休みの予定なので、そこまではなんとか気合でがんばりたい。それを過ぎると次の給水所は5月の連休になるが、子どもも休みになるのであまりゆっくりはできないような気がする。たまにはゆっくりしたいなあ…と思いつつも、たぶん僕はそういう生き方はできないのではないかと思う。どうでもいい話ではあるのだが。